シリアルインターフェイスには様々な規格(種類)が存在しています。
- モールス符号
- RS-232C
- USB(Universal Serial Bus)
- IEEE1394
- イーサネット
- シリアルATA
- PCI Express
- SDH (光ファイバーを使った高速通信)
最も広く使われてきたシリアルインターフェイスがRS-232Cと言えます。
RS-232Cは1969年にアメリカのEIA(Electronic Industires Association)が制定した規格であり、以前はモデムやプリンタなど様々な装置に搭載されていました。
しかし、通信の高速化が進む中、低速なRS-232Cは徐々に使われなくなっていきます。
現在は、その仕様の古さからレガシーインターフェースに分類され、最新のパソコンにはRS-232C用の接続ポートが搭載されていないケースも多くなっています。
RS-232Cに変わる規格として、周辺装置の接続用途にはUSBが、通信用途にはイーサネットなどが使われています。
他にもモールス符号を使った信号であるモールス信号もシリアルによる通信のひとつになります。